宝ものは君たちの中にある

春のスタート!お手伝いが育む子どもの力

教室便り 2025年3月15日掲載

こんにちは!MYスイッチの平元です。

先日、小学2年生の生徒との授業をしていたときのことです。

「ねえねえ先生!僕ね、4月からお風呂磨きをすることになったんだよ!お風呂磨きはね、みんなの疲れを癒す、とっても大事なしごとなんだって!」

と、誇らしげな「ドヤ顔」で話してくれました。その自信に満ちた口調と態度に、思わず心が温かくなりました。

その様子を見ながら、私も幼いころのことを思い出しました。

私は小さい頃、お腹がすくと料理をしている母のそばにぴったりとくっついて、じっと様子を見つめる子どもだったそうです。
母は、そのプレッシャーに耐えきれなくなったのか、ある日、大量のインゲンが入ったボウルを持ってきて、スジの取り方を教えてくれました。
ツーッとスジが取れる様子が面白くて、私は夢中になってインゲンのスジを取り続けていました。

そして、すべてのスジを取り終えたとき、母がこう言ったのです。

「加奈子(私)は、一つのことを最後までやりきるところが良いところだね。」

普段は叱られることの方が多かった母に褒めてもらえて、とても嬉しかったのを覚えています。その後も、母が料理をしているときには、もやしのひげ取りや人参の皮むきを一生懸命やるようになりました。

学年が変わるときや、年齢が一つ上がるタイミングは、新しいお手伝いを始めるのにぴったりの時期だと言われています。

この春、お子さんが家族の一員としての新しい役割を担い、その意義を感じられるような機会を作ってみてはいかがでしょうか? 

幼いころのお手伝いの経験は、大人になってからも一つのスキルとして活きてくるのではないかと思います。